酒田市美術館

〒998-0055 山形県酒田市飯森山3丁目17-95  0234-31-0095

舟越保武 《原の城Ⅰ(切支丹武士の最期)》頭像

作家名
舟越 保武(ふなこし やすたけ)
タイトル
原の城Ⅰ(切支丹武士の最期)
制作年
1964
技法・材質等
ブロンズ
サイズ(cm)
高さ28
備考
作品解説

舟越保武(1912年 - 2002年)は、岩手県一戸町に生まれる。東京美術学校彫刻科に進み、佐藤忠良らと交流。昭和14年、新制作派教会会員。昭和25年盛岡でカトリックの洗礼を受け、以後キリスト教に題材を得た作品を多く制作した。

本作は、江戸時代初期の島原の乱をテーマに制作された。中空を見据え、もの言いたげな口の像からは、神の教えを信じ、戦いながら、幕府の巨大な力の前に討滅された、反乱軍の名もない武士の無念さが伝わってくる。

展覧会歴
ページトップボタン
Translate »