酒田市美術館

〒998-0055 山形県酒田市飯森山3丁目17-95  0234-31-0095

高橋剛 作品

高橋剛は大正10年酒田市千代田に生まれました。

生家は代々神社仏閣の木彫を業とし、東京美術学校彫刻科を卒業後、関野聖雲、北村西望に師事しました。バレエダンサーや裸婦像の制作を中心にし、日展、日彫展で活躍。昭和60年、第17回日展に出品した「稽古場の踊り子」で日本芸術院賞・恩賜賞を受賞しました。

平成3年6月、故郷の芸術文化の振興のために彫刻作品の石膏原型178点を酒田市に寄贈されましたが、3ヶ月後、亡くなられました。酒田市では、寄贈された原型をもとに、平成4年から数点ずつ鋳造を行ってきましたが、これらは酒田市美術館の主要な常設展示作品となっています。

 

《稽古場の踊り子》1985年

《渚にて》1964年

《磯辺》1982年

《開演前(瞑想する踊り子》1987年

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