酒田市美術館

〒998-0055 山形県酒田市飯森山3丁目17-95  0234-31-0095

魔女がやってきた 角野栄子展



 絵本から児童文学、自伝的小説などさまざまな作品を生み出してきた角野栄子さん。とくに『魔女の宅急便』や『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ』など、だれもが一度はあこがれる魔法の世界を舞台とした物語は、角野さんの代名詞ともいえるでしょう。2018年には、世界中の優れた児童文学の作家と画家に贈られる「国際アンデルセン賞」の作家賞に、日本人で3人目に選ばれました。角野さんの豊かな想像力からうまれる作品たちは、日本だけでなく世界中で翻訳され、多くの人に親しまれています。
 本展覧会では、『魔女からの手紙』や『魔女の宅急便』、『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ』など、人気作品の原画を中心に展示します。これらの原画は、荒井良二やディック・ブルーナ、林明子、佐々木洋子など多くの作家が手がけました。登場人物たちの細かなの表情や物語の情景を伝える多彩な原画とともに、角野さんが書いた創作ノートや原稿をまじえて、作家としての歩んできた道のりをたどり、多くの作品をうみだすきっかけとなった「想像の源」を追いかけます。
チラシダウンロードはこちらから(PDF)



福音館書店刊

Illustrations©Yoko Sasaki/POPULAR

 

 


 

☆これまでの業績に対して贈られた数々の賞

2000年紫綬褒章受章
2011年に巖谷小波文芸賞
2013年に東燃ゼネラル児童文化賞
2014年旭日小綬章受章
2018年国際アンデルセン賞・作家賞



角野 栄子(かどの えいこ)

1935年、東京に生まれる。出版社に勤務した後、1959年ブラジルに出かけ二年間滞在。1970年、ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)を執筆、デビュー作となる。その後も創作を続け、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で旺文社児童文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『おはいんなさいえりまきに』(金の星社)で産経児童出版文化賞、『ズボン船長さんの話』と『わたしのママはしずかさん』(偕成社)で路傍の石文学賞受賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞を受賞、『トンネルの森 1945』(KADOKAWA)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した。「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」や「魔女の宅急便シリーズ」など、世代を超えて長く愛される作品を多く持つ。





展覧会限定グッズのご紹介 
\ここでしか購入できないグッズです!ぜひこの機会にお買い求めください!/
角野栄子書下ろしデザイントートバック(数量限定) 1,650円(税込)

角野栄子直筆画(数量限定)           19,800円(税込)
完売いたしました



☆エントランスホールイベント☆
会期中、エントランスホールで自由参加型のイベントを2つ開催しています。
ぜひふるってご参加ください。


◎みんなでつくろう 魔女の思い出ワンピース◎
着なくなてしまったお洋服の端切れを持ち寄って、魔女のお洋服をみんなでつくってみませんか?
みなさんの思い出のつまった端切れを組み合わせて、魔女のお洋服を完成させてみましょう。

◎教えて!叶えて!見て聞いて!魔女への手紙◎
角野栄子さんの作品のなかで出会った魔女に宛てたみなさんのメッセージを館内で紹介します。
魔女に聞きたいこと、お願いしたいこと、伝えたいことなど文字や絵で表現してみてください。

Illustrations ©Akiko Hayashi





☆関連ワークショップ☆
◎魔法をえがこう ーおまじないお絵描きー◎
自慢の流木、思い出のワンピース、いろんな材料を使って自分だけの魔法の杖を作ろう。
できあがった魔法の杖を使って「おまじない」を考えて描いてみよう。
自分より大きな紙の上で、思いっきり描きながら、魔女・魔法使いになってみよう!
                          


日 時:9月4日(土)13:45~16:00 10月3日(日)13:45~16:00
    ※コロナウイルス感染の状況を考慮し、上記日時に延期となりました。
    ※本ワークショップへのご参加は、酒田市内にお住まいの方のみ対象とさせていただきます。
     引き続き感染症対策にご協力をお願いします。

会 場:酒田市美術館 市民ギャラリー
★完成した作品は会期中展示します。
定 員:10名
対 象:5才~小学6年生まで ※1名につき保護者1名同伴必須
申込み:8月28日(土)午前9時より電話にて受付
    (酒田市美術館☎0234ー31ー0095)
材料費:500円  
服 装:汚れてもいい服装でお越しください。
持ち物:魔法の杖につけたい思い出のもの
   (布の端ぎれなど)



講師:イシザワエリ 
(アートワークショップデザイナー/マルイシ工作室 主宰)


※コロナの感染状況により、中止する場合もあります。


 

 

会期 2021年9月4日(土)~10月17日(日) ※会期中無休
時間 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
観覧料

一 般・・・900(800)円

高校生・・・450(400)円

中学生以下無料 

※(   )内は団体料金となりますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大・防止のため、当面の間、団体でのご来館はお控えください。

※「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」をお持ちの方、およびその介助者1人の観覧料は、半額(20名以上の場合は団体料金の半額)となります。

※お得な年間券は、3,300円で3名様まで1年間何度でもご利用できます。

主催

公益財団法人さかた文化財団 酒田市美術館

共催 酒田市、酒田市教育委員会
特別協力 角野栄子オフィス
企画協力 こどもの広場、スペースポンド
協力 ポプラ社、福音館書店、アリエスブックス
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