
ジュモー
フランス/1890年代
本展で紹介するアンティークドールは、19世紀後半から20世紀初頭にかけ、フランスやドイツで制作されたビスクドールと呼ばれる人形です。
やわらかな透明感のあるビスク(二度焼きした磁器)でつくられた顔、手彩色ガラスの神秘的な瞳、人間のように関節が動く胴体、そして豪華なレースやシルクを使った手縫いの衣装など数々の魅力を持ち合わせています。
その人形からは、黄金時代を築いたジュモーやアーモンド・マルセルをはじめとする名高い人形工房の精緻な技術や一途な仕事ぶりがうかがえます。
それ故現代においても、アンティークドールの希少性と完成度の高さは美術品として評価され、当時と変わらず、人々を惹きつけています。
本展では画家として活躍された児玉幸雄氏が生前に収集したコレクションからおよそ70点を紹介いたします。
ぜひこの機会に甘い夢へといざなうアンティークドールの世界をお楽しみください。
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アーモンド・マルセル
ドイツ/1894年
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SFBJ
ドイツ/1900年代
作品画像の無断転載・複製を固く禁じます。
期間 | 令和3年3月20日(土・祝)~5月16日(日) |
時間 | 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分) |
観覧料 | 一般900円(800円)、高校生450円(400円)、中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金。 ※大学生・専門学生は一般料金となります。 ※障害者手帳をお持ちの方、およびその介助者1名の観覧料は、半額となります。 |
休館日 | 3月22日(月)、3月29日(月)、4月から無休 |
主催 | 公益財団法人 酒田市美術館 |
共催 | 酒田市、酒田市教育委員会 |
企画協力 | 公益財団法人日動美術財団 |