酒田市美術館

〒998-0055 山形県酒田市飯森山3丁目17-95  0234-31-0095

飯野高拓 《―ふんどし日和 冬―「富士讃頌」》

作家名
飯野 高拓(いいの たかひろ)
タイトル
―ふんどし日和 冬―「富士讃頌(ふじさんしょう)」
制作年
2019
技法・材質等
写真
サイズ(cm)
60.0×90.0
備考
作品解説

本作は山梨県富士山を背景に撮影された「ふんどし日和」シリーズの一作である。

「ふんどし日和」とは、布一枚で活性化を合言葉に、日本各地の美しい景色を広くアピールする活動である。2017年、桜の下で舞うふんどし姿のツイートが、3万件以上リツイートされSNS上で話題となった。

湖の水面に逆さ富士が映る、幻想的で美しい景色が画面いっぱいに広がり、画面中央では赤いふんどし一枚をまとった男性が躍動している。この作品は、美しい景観だけでなく、厳かな富士山と勇ましいふんどし姿の対比によって、身体を大きく使ったダンスパフォーマンスの魅力や写真の面白さも伝えている。

富士に雪の積もる12月、日の出を狙い撮影している。放射冷却現象の影響で写真の躍動感とは裏腹に、ふんどし日和の撮影で最も寒い撮影であった。

展覧会歴
  • 2019年 飯野高拓写真展(酒田市、希望ホール)
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